2007-01-01から1年間の記事一覧
政府の規制改革会議(議長・草刈隆郎日本郵船会長)は25日、第2次答申を決定し、求めていた焦点の混合診療の全面解禁を見送り、既存制度の拡充を求めるにとどまったそうである。 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071225dde001010002000c.htmlしか…
出所が疑わしい「ニセ学位」をもとに04〜06年度に採用されたり昇進したりしていた教員が、全国の4大学に4人いたことが27日、文部科学省の初めての調査でわかった。同省は全大学・短大に厳正な対応を求める通知を送ったが、関係者は「判明したのは氷…
「花・髪切と思考の浮游空間」に以下の記事を公開しています。春闘で温まるか。
社会保障を支えるための財源は消費税以外にはないのか。これが大きな論点になってきた。 政府は消費税増税が既定の路線であるかのようにいうし、自民税調、政府税調も同様で、まるで選択肢は他にないといわんばかりの合唱を繰り返している。そこに、民主党が…
「花・髪切と思考の浮游空間」に以下の記事を公開しています。Nスペ「自民VS民主 二大政党はどこに向かうのか」の語ったもの。
「花・髪切と思考の浮游空間」に以下の記事を公開した。この国の07年政治−安倍退陣から大連立へ
朝日新聞が9日付で「消費増税なしに安心は買えぬ」と題する社説をかかげている。以下にのべる理由で、この時期に朝日新聞が消費税増税の論陣をはった意味は重大だと考える。
「規制改革会議」委員である、松井証券社長の松井道夫氏が11月の日経新聞につづき、朝日新聞(12・19)で自説をのべている。 関連して「花・髪切と思考の浮游空間」に以下の記事を公開した。 混合診療解禁と松井道夫氏の言説。
日経のベタ記事(12・17);「改憲案反発し4県『自治』」からの引用。 南米ボリビアで15日、民族主義色が濃い憲法改正案に反発して、同国に9つある県のうちサンタクルスなど4県の知事が「自治」を宣言した。改憲を勧めるモラレス大統領が「大地主た…
党首討論「機会あればいつでも」 民主・小沢代表が反論(朝日新聞)福田首相と民主党の小沢代表の党首討論が今国会で一度も行われていないことについて、小沢代表は11日の記者会見で「党首討論は私が主張して導入した制度だ。機会があれば、いつでも応じる…
「花・髪切と思考の浮游空間」に以下の記事を公開した。「無党派」は保守だった−高村薫の見立て
180カ国が集まり、地球温暖化防止について話し合われた「バリ会議」。同会議は、国連気候変動枠組み条約第13回締結国会議(COP13)と京都議定書第3回締結国会合(COP/MOP3)を指す。
「花・髪切と思考の浮游空間」に以下の記事を公開した。東国原知事の「徴兵制論」
いわゆる医療事故にからんで、厚労省が試案*1を公表し、波紋を投げかけている。 現場の医師たちの努力のもとで、今日、医療制度のはらむ問題や医療崩壊ともよばれる医療現場の実態などがメディアでも随分、とりあげられるようになったと思う。 そうした医師…
オーストラリア総選挙で保守連合を破って労働党が勝利したという結果より、私の関心は何よりも、対米追随の姿勢にたいする強い批判が現政権の敗北をもたらしたということだ。ブッシュ政権の国際的影響力はますます低下している。これを裏づけるオーストラリ…
「ペシャワール会」会報(10月号)で、中村哲医師が現地のもようを簡潔に、それを知らない私たちにも状況が手にとるように分かる筆致で伝えている。国際貢献の名のもとに米軍の作戦に追随する動きを、民衆の半分が飢えている状態を放置して、「国際協調」…
民間軍事会社の日本での動向にふれた記事は、ほかに見当たらない。 この記事が伝えるのは、2つのことだろう。一つは、もちろん日本でも米国の軍事会社が行動しているという事実。いま一つは日米地位協定の壁があって、この会社の行為が法にふれる場合も日本…
生まれてこのかた肥満とは無縁だったので、太った人をみてはどうしてあんなに太るのだろうと正直思ってきた。それ以上でも以下でもなくそう思っていた。いろんな要素はあるにしても、『いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)』の著者によれば、つまるところ肥…
新テロ法案を成立させるために、安倍前首相が本会議に出席するそうだ。 職を賭すとかいって、後味の悪い辞任劇を演じたわけだが、体調が芳しくないなかで、「はってでもでる」といったらしい。 http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-12X618.htm…
病院内での暴力問題が深刻化し、病院側が苦悩している。医療スタッフだけでなく、患者が巻き込まれるケースも後を絶たず、8日には佐賀県で入院患者が打たれ死亡する事件まで起きた。施設内の安全確保という観点から警察OBを採用する一方で、患者側にも「…
「花・髪切と思考の浮游空間」に以下のエントリを公開しました。 戦争屋;軍事の民間委託でどうなる。
「花・髪切と思考の浮游空間」に以下を公開しています。 小沢氏;自民党政治を維持しようとした。 小沢辞任を読む
政権交代を盛んに説き、それに固執してきたのは、ほかならぬ小沢一郎だ。彼の強力なイニシアチブがあったればこそ、政権交代間近に迫ったというのが大方の民主党国会議員の認識なのだろう。昨日、小沢氏が辞任会見した際、コメントを求められて原口一博の発…
議事堂には「まさか」という「坂」があるといわれている。小沢の辞任にまでいたった、福田・小沢の秘密会談。これが大きな揺れの震源だといえる。結果は、小沢本人の意思とは別に動いたということになる。周囲に分かりづらい一連の流れで、小沢らしいといえ…
高速道路の両側には、なんと1キロメートルごとに緊急電話が設置されている。 実はこの緊急電話を設置するのに、日本道路公団には一台につき250万円もかけている。これだけでも驚きだが、原価が一台40万円だというから二度びっくりである。つまり、原価…
規制緩和の名で再編がすすんだ一つにタクシー業界がある。結果的に、美名のもとでとどのつまり、労働者にしわ寄せが及んだ。タクシードライバーの給料が月額手取り20万円という人なんて、聞いたことがない。多くは10万円台前半。タクシー業界の労働組合…
モンスターペアレンツなどという言葉もあるが、理不尽なクレームは学校だけにむけられるのではもちろんない。人と人との関係が成立する場面では、およそどこでも起こるものだと心しなくてはならない。けれど、理不尽なクレームが理不尽なクレームとして問題…
講演で「私の友人の友人がアルカイダだ」と語った鳩山邦夫。 私の友人の友人がアルカイダ(国際テロ組織)だ。バリ島中心部の爆破事件に絡んでおり、私は中心部は爆破するから近づかないようにとアドバイスを受けていた
ふふふ。右翼の書いた本を読むなんて。自分でも笑ってしまう。実は、日本共産党が書評欄でこれをとりあげ、右翼の最大の標的にされてきたのがほかならぬ日本共産党だと思っていたので、その政党がこの本を取り上げたこと自体、私には興味津々だった。
回顧展を機に藤田嗣治の戦争画が話題にのぼったことが昨年あった。 「アッツ島玉砕」で有名な藤田だが、戦争画の是非をここで論じようとしているのではない。以前に、太田光の憲法観を私はとりあげ、安倍晋三のそれと比較した(参照)。そこには鮮やかな差異…