行き着くのは消費税増税


「花・髪切と思考の浮游空間」に以下の記事を公開しています。
消費税増税という既定の路線

衆院選で消費税上げ提起を 仙谷氏「財政持たない」

仙谷由人行政刷新担当相は27日のNHK番組で、次期衆院選で消費税率の引き上げを提起すべきとの認識を示した。「議論を始め、3年後か4年後か分からないが、選挙のときにお願いすべきはお願いするという立場じゃないと(財政が)持たない」と述べた。
同時に「産業構造が転換し、所得が10年で100万円も下がる時代には財源をどう調達するか、財政規律をどう守るかという展望が必要だ。部分を議論しても太刀打ちできない」と指摘。消費税の税率引き上げを含め税制全体の抜本改革に向けた議論を急ぐべきだと強調した。

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改憲を公言しはじめた首相


今朝早く、新聞社のサイトをみてまわると、こんな記事が掲載されていました(参照)。
昨日のエントリーで取り上げたことが、こうして鳩山首相がのべるという現実になる。これを直視せざるをえません。憲法改定が早晩、焦点になるということです。

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最低賃金引き上げを阻止するための方法。。


「花・髪切と思考の浮游空間」に以下の記事を公開しています。
[百貨店をもちだし最低賃金を上げるなと叫ぶおかしさ

逆立ちした議論というものが世の中にはあります。これもその一つ。
最低賃金を上げると百貨店の客数が減るというのですから。それが事実かどうかは、この際、措くとして、最低賃金アップを阻止するために百貨店を持ち出すところが実におかしい。いやいや、この人物が最低賃金引き上げをさせまいともちだすのは、百貨店だけではありません。
最低賃金1000円をめざすという民主党がかかげるマニフェストに噛み付くことから、小宮 一慶という人物の議論ははじまります(参照)。民主党の支持基盤の一つである連合がそう主張しているのは承知していますが、同党が最賃を本気で1000円にしようと思っているかどうか、どうもそうとは私には思えませんが。けれども、働いても働いてもまともな暮らしができない働かせ方を、公然と認めるような社会から早く脱却しなければなりません。小宮にみられるような議論は、その意味で無視できないと考えるのです。
中小企業から議論が始まるのが、まず欺瞞的です。

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カップ麺で懲戒処分される世界


カップラーメンを差し入れた巡査長に、便宜供与の意思があり、あるいはやけどをさせる意思があったということを処分した側が説明しえなければ、懲戒処分そのものが成り立たず、その意味が問われることになります。

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政権の憂鬱


伝えられてくるのは、政権の弱点ばかり。右往左往、見解不統一、不規則発言などなど。限りがありません。おそらく、これからもこの事態は続くような気がします。首相の指導力というものが仮にあるとすれば、これもある程度は防ぎえたのかもしれません。しかし、こうした政権の頼りなさは、何も個々の人物の技量だけによるものではないでしょう。業を煮やした小沢が、政権に要望をつきつける姿にいたって、いよいよこの民主党と同政権の力量自体が大方みえてきたように思えます。

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戦争の正当化を受賞スピーチでするということ。。

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「正義の戦争」または失望


戦争の正当性をノーベル賞授賞式のスピーチでオバマが語り、話題をよんでいます。しかし、誰が正当・正義と評定するのか。それが議論になります。
神か。それとも国連か。あるいは米国か。
答えは簡単で明瞭。米国が決めるのです。

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