社民党も揺れる。。


「花・髪切と思考の浮游空間」に以下の記事を公開しています。
2009年回顧− 政権のゆくえと社民党


その追記。あ

いったい主体性はどこに行ったのでしょうか。辺野古はだめだが、下地島ならいいという根拠があるというのなら、それはどこにあるのか。社民党の理念を忘れてしまったのでしょうね、福島瑞穂党首は。中道の相対主義がここにあるのではないでしょうか。ここまで連立にしがみつくのは如何。

普天間移設:社民党首「下地島も考慮する」 小沢氏が提起

下地島空港の位置 民主党小沢一郎幹事長が29日、米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)の移設先として下地島(同県宮古島市)に言及したのを受け、政府・与党で作る沖縄基地問題検討委員会の検討対象となる可能性が出てきた。
社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相は30日、「それも含めて検討する。他党の提案は考慮する」と記者団に表明。「社民党としては県外・国外移設の中で候補地を探したい」とも語った。
 北沢俊美防衛相も同日、記者団に「小沢氏の意見も協議の大きな課題にはなる」と述べる一方、「キャパシティーの問題がある」と否定的な姿勢も示した。鳩山由紀夫首相は記者団に「検討委の議論に委ねている」と述べるにとどめた。

しかも、重野安正はこのありさま。記事をそのまま受け取れば、小沢にすがるというところですね。

社民、普天間問題は小沢氏頼み 首相発言に警戒感

鳩山由紀夫首相の米軍普天間飛行場移設をめぐる発言に社民党が神経をとがらせている。連立政権にとどまったまま来年夏の参院選に臨みたいが、護憲・平和の党是は譲れない――。首相はあてにならないとみて、民主党小沢一郎幹事長に頼り始めた。
「総理の感覚を疑う。問題意識を共有してほしい」。28日の3与党幹事長会談。社民党重野安正幹事長は首相への不満を小沢氏にぶつけた。首相が26日、同党が普天間飛行場移設先として掲げる米領グアムは困難との考えを唐突に示したためだ。
小沢氏が28日、政権交代前の日米合意である沖縄県名護市辺野古への移設に難色を示すと、福島瑞穂党首は30日、「非常に意を強くした」と歓迎。選挙協力が話題になった29日の3党忘年会でも重野氏は首相への不満を漏らし、小沢氏は何度もうなずいたという。
社民党執行部は、党の浮沈がかかる参院選で連立政権での成果を訴えようと懸命だ。来年度予算では子育てや低所得者対策で「党の主張が入った」と福島氏が強調。来年のポスターでは、消費者・少子化担当相の福島氏が国土交通副大臣辻元清美氏とのツーショットで、「連立政権でやります」と訴える。

社民党と連立をめぐる動きは、新年に先送りされました。社民党の態度は、今後の政党再編の可能性をも匂わせるようにも私には思えます。
社民党、いよいよ危うし。。