『沈まぬ太陽』が。。。


「花・髪切と思考の浮游空間」に以下の記事を公開しています。

池田信夫先生が『沈まぬ太陽』を100%フィクションだと自らのブログでのべています(参照)。
同小説については、たとえばウィキペディア一つをみても分かるようにその方法論にはさまざま意見があるようです。
ならば、そもそもフィクションだとエンドロールでも明らかにしているのに、何故、池田先生はそこに拘るのか。しかも100%という修飾語をつけてまで。


理由は、労組憎しという彼の姿勢にあるのでは、こう思います。彼の表現に従えば、つまるところ、「もちろん現在の危機をもたらした第一義的な責任は、派閥抗争に明け暮れた経営陣と、JALを食い物にしてきた政治家と運輸官僚にあるが、労組の罪も同じぐらい重い」、ここに尽きるのではないかと。労組にも、今日の日航の事態をもたらした責任を負わせようという姿勢です。

『沈まぬ太陽』を100%フィクションだとあえていうのは。。