世相を拾う(10月7日)


「花・髪切と思考の浮游空間」に以下の記事を公開しています。

『選択』の言い分。結局、政治は非線形。

友人が雑誌のコピーをよこしてくれました。
『選択』(08年10月号)という雑誌。ウェブ上では、三万人のための総合雑誌と銘打たれています。1975年の創刊らしい(参照)。

この雑誌の「情報カプセル」という欄のコピーには、以下の5点にわたる記事が載っていました。


存在感強める共産に民主が危機感 「対策チーム」を設置
公明がゴリ押しした「定額減税」 真の狙いは学会への「上納金」か
麻生新内閣で「警察国家」のイメージ強まる
自民が語る民主党の「スキャンダル」とは
平沼氏が新党結成を見送りか 総選挙後の動きに注目

これらを与太話と突き放すことももちろん可能ですが、記事のうち「自民が語る民主党の「スキャンダル」」は私の住むところにかかわっており、知る限り必ずしもガセネタともいえないようです。

蟹工船ブームと共産党への入党者が増加していることがリンクされて語られることもあるようだし、民主党にとっては、たしかに反自民の票をすべて同党にという思惑がある以上、反自民の国民の意識が共産党に向かうのは阻止すべきことということになるのでしょうね。もともと二大政党政治が自民、民主の枠組みで政治が簡潔するようにしくまれたわけですから。