世相を拾う(9月12日)

はっきりしているのは、騙され続けたということ。

自民党総裁選が賑やかしく、メディアで伝えられています。
一方で、小沢氏の三選が確実となった民主党は、この自民党総裁選をとらえて、以下の反応を示していることが伝えられています。

総裁選告示 「自民は国益考えず」 民主幹事長ら相次ぎ批判


この限りで、民主党の批判は当たっているのですが、はたして政権奪取を再三強調してきた同党が、いまの時点で、国民を組織していくという力強さでどうなのか、今一度考えてみる必要があると思います。

繰り返し、当ブログが力を込めていいたいのは、では民主党はいったい日本をどう変えていくのかということです。
それを示せばよいのに。国民は、少なくとも無視できない程度には、今の自民党ではダメだと思っているのでしょうから、それにこたえ、それでは民主党はこんなふうに今の自民党政治をかけると言い切ればよい、ただそれだけのことのように思えるのですが、民主党は何をためらうのでしょうか。

橋下氏、オカンを使い悪罵を回収する。。

http://www.asahi.com/politics/update/0909/OSK200809090027.html?ref=goo
知事の教委批判は、全国学力調査の結果が発表された8月29日の「このざまは何だ」発言から、急速にボルテージがあがった。調査対象の小6と中3の国語と算数・数学の結果が、大阪府はいずれも30、40位台だった。

 橋下知事は、市町村ごとの結果が公表されないことをいいことに各教委が対策をとらないのが成績低迷の主因だと断じ、個別に結果を公表するよう市町村教委に圧力をかけ始めた。7日のラジオの公開生放送では、「クソ教育委員会」発言が飛び出し、公表しない教委には来年度の予算配分で「差をつける」と言い放った。

結局、この人物が採っているのは、予算をちらつかせるという旧態依然たる手法です。補助金を人質に、思いのとおりに自治体をコントロールしてきた政府と少しもかわりはありません。思い出すのは、米軍基地再編にからんでの、協力する自治体には補助金を出すが、そうでなければださないという最近の例があります。
岩国市がやり玉にあげられましたね。
そして、相手を悪者に仕立て上げるために、徹底して罵声もいとわず浴びせるというやり口。そうすると、産経新聞の伝えるところによれば、なかには、こんな意見もあらわれてくるようです。