世相を拾う(8月11日)


「花・髪切と思考の浮游空間」に以下の記事を公開しています。

拝啓、ローゼン閣下。。。

麻生太郎氏が証券優遇税制をいい出しました。為政者は、予算のともなう施策を求められることを極端に嫌うのが常なのですが、麻生氏もこんなことを言い放ちました。

政府が1円も出さずに出来る

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080809-OYT1T00586.htm


んですって。
この物言いがあたっているかどうかは後でふれますが、税と負担増で国民が苦しみ、その結果、国内消費がのびずに景気低迷、こんな具合に日本のいまの経済を概観できるはずです。
だとすれば、どこに手を加えるか。家計を温めるための方途を考えるのが政治家の仕事だと思うのですが、彼はちがいます。さすがに財閥の御曹司ですから、庶民と同じような生活はおそらく経験したこともないでしょうし、視野にも入っていないことがはっきりしたのではないのでしょうか。