世相を拾う(8月12日)
「花・髪切と思考の浮游空間」に以下の記事を公開しています。
国民はやかましくていい。
ローゼン閣下といい、この太田先生といい、わが郷土の自民党議員は、党の要職、大臣という立場にある人物なのですが、いろいろと世間を騒がせることには、まったく恐れ入ります。
太田農相の発言は、ひどい、といわれて差し支えないでしょう。
政治家としての根本が問われかねない内容を含んでいます。まず、
国民がやかましい
と語っている点。
やかましいとは、それを聞く本人にとって、傾聴すべきものではさらさらなく、雑音にしか過ぎないという意味の表現でしょう。
だとすると、太田氏は、国民の意見や批判の声、不満を雑音として受け取っているということにほかなりません。そこまでいわないとしても、太田氏と異なる見解、意見を氏は聴くにたらない、ノイズとして理解するということです。