「サンデーモーニング」の良識


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「サンデーモーニング」の良識−新テロ法は米国のため。


(以下、冒頭から引用)
先だっての新自由主義の批判と告発といい、最近の「サンデーモーニング」がとにかく面白く注目している。
きょうの番組では、新テロ法成立をとりあげていた。失笑ものの小沢退場が、同法をめぐる自民、民主の「攻防」の不毛さと同時に国民の意識との亀裂をそのまま象徴している。

成立前の世論調査では、給油活動の継続にも、再可決にも反対が多かった。つまり、与党がとった行動は少なくともこれらの調査に示された世論に反している。番組では、この点にもふれながら、アフガニスタン人医師のレシャード・カレッド氏(NGO「カレーズの会」理事長、写真右)を登場させ、語らせた。氏の発する言葉はアフガンのものだろう。それは、米国やそれに追随する日本が繰り返し吹聴してきたテロをなくすためという口実にたいして具体的に反論するものだった。このアフガンがテロの最前線なのだという議論について、カレッド氏はこのように語った。
当のアフガンでは誰もそうは思っていない、アメリカを喜ばせるだけだ、と。