政治の恥ずかしさ。その極み

小沢氏、企業献金全面禁止を表明 来週にも進退判断

民主党の小沢代表は17日の定例記者会見で「(西松建設の違法献金事件の)教訓として企業・団体献金は全面禁止すべきだ」と語り、公共事業受注の有無にかかわらず、企業献金を全廃するように政治資金規正法改正を検討する考えを表明した。

党内で検討されている公共事業の受注企業からの献金禁止については「ほとんどの企業が国や都道府県、市町村と何らかの形で関係あるから、公共事業でもって仕分けはできない」と指摘し、「企業献金、団体献金を全面的に禁止するならいい」と踏み込んだ。

まあ誰も信じはしません。
「企業・団体献金は全面禁止すべき」といったところで。
自身がつい最近までいっていたことはどうなんでしょうか。法にもとづいて「適正に」処理をしているというのが、氏のコメントであったはず。企業献金自体も悪いものではないとのべてきたのが当の小沢氏ではなかったのか。
本気じゃないでしょ。

そう思うのなら、そもそもこれまでの10年余、ご自分のやってこられたことは何だったのでしょうか。一度だけなら、いざ知らず。西松との恒常的関係が一回の過ちではなく、関係を承知の上での多額の金銭の授受があったとうけとるのが順当というものでしょう。

関係の実際がどうだったのかを次の記事が教えてくれます。

鹿島元幹部が受注調整 小沢氏側から「天の声」か

来週には一定の進展があると伝えられています。
余計なお世話でしょうが、ここまで晩節を汚さなくてもよさそうに。せいぜいこれくらいで、よしにしたほうがよい。