『シッコ(sicko)』をR25が紹介


R25.jpが『シッコ』を紹介している。

昨年成立した医療改革関連法により、日本の医療制度が大きく変わる。柱は高齢者に対する施策だけれど、自己負担が増えそうな制度もできて、R25世代に関係する項目もチラホラ。少子高齢化が進み、国の財政再建は重要課題、もし僕らの医療費負担が今後も増えていったらどうなるんだろ? と思っていたら、意外に近いところに参考となるケースがありました。それは自由と自己責任の国・アメリカ!

実はアメリカは、国民皆保険制度を導入しておらず、高齢者など一部の層以外は公的医療保険の対象にならない。無保険ならば重体でも治療を拒否されるケースがあるのはもちろん、多くの国民が加入する民間の医療保険でも、様々な理由で治療費が支払われずに命を落とす人々は多いそう。

そんな米医療保険制度に、突撃取材で米社会の問題点を浮き彫りにしてきたマイケル・ムーアがメスを入れた! 保険会社が人の生死を左右する、問題だらけの医療システムを暴いた『シッコ(ビョーキ)』は過激で笑える世直しドキュメンタリーだ。

記事はちょっと現実を知らなさ過ぎるという感じなきにしもあらず。
よけいに、つぎの発言が目立つ。

日本の国民が、保険証一枚で誰でもどこでも安心して病院にかかれるようにするために、国は医療への国庫負担を増やし、現在GDP比にして主要先進国で最低レベルである年間約30兆円の国民医療費を、他の先進国並みに引き上げる政策をとるべきでは」(全国保険医団体 理事 三浦清春氏)

「全国保険医団体」ではなく「全国保険医団体連合会」だろう、たぶん。