加藤周一のこと

加藤周一逝く− 『羊の歌』終章

明晰な頭脳。明瞭な文体。
加藤はそんな男だった。

その思想と文体に酔い、その文章のほとんどに接した。
そして、最近の九条の会での加藤。
思想と実践において心を寄せること、しきりだった。
その意味で石川淳同様、私のなかで加藤は重要な位置を占める。

巨星落つ。
合掌。


加藤周一 関連エントリー

当ブログで加藤周一を取り上げたエントリーの一部を以下にあげておきます。

『蟹工船』がブームらしい。 (08年5月)
加藤周一にとっての宮本顕治の死 (07年7月)
「今・ここ主義」の政治的意味 (07年5月)
小沢氏の最後か民主党の最後か;BLOG BLUES氏のコメントによせて (07年4月)
加藤周一 −未来のために今必要なこと (06年12月)
思想としての加藤周一 (06年5月)