「国会議員貨します」にオファーあるかな?


「国会議員、お貸しします」 スイスの政党、収益は寄付朝日新聞8・14)

「わが党の国会議員と楽しいひとときはいかがですか」−。スイスのキリスト教民主党(PDC)がインターネットのオークションを通じて、同党の所属議員を貸し出すキャンペーンを進めている。

インターネット競売事業者イーベイの協力を得て行うキャンペーンで、オークションでの収益金は小児がん対策研究のための財団に寄付される。PDCの所属議員の多くが参加するオークションは、9月初めにかけて3回に分けて実施。2008年のサッカー欧州選手権の観戦やマウンテンバイクでのツアー、コンサート鑑賞などが出品される。

各議員からの出品の中で、最も人気を集めているのは同党出身の閣僚で女性議員のロイトハルト経済相の企画。同相とオフィスで「コーヒーを飲みながらの歓談を」という企画への応募金額は5日のオークション開始当初の20スイス・フラン(約2000円)から、8日には5000スイス・フラン(約50万円)を突破した。

発想がウイットに富んでいる。日本では無理だろうな。
もっとも、議員に声がかかって議員が行事によばれることはそれぞれの政党の日常だろう。面白いのは、インターネットのオークションを通したこと。チャリティー・オークションでもあった。

年金問題や「政治とカネ」問題で政治不信もいよいよ高まりかねないわけだが、こんな企画がもちあがることなど考えにくい。
自党からも、なかなか声がかからない首相をいただいているわけだから。