「普天間」のきょう


山場を迎えつつある普天間基地問題。
どことなく、やつれた感じが否めない岡田外相の相貌に言及するメディアが現れてきました。が、一方の、鳩山氏は映像で流される限り、ノーテンキな雰囲気をますます醸し出しています。首相の自身の感想は下記に示したとおり。彼は、煮詰まってきたという実感をもっているようです。どこがそうなのか、分かりませんが。
いずれもMNKオンラインからの引用です。

鳩山首相“かなり煮詰まる”

鳩山総理大臣は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐって、来週までに取りまとめたいとしている政府の方針について、8日夜、記者団に対し、「かなり煮詰まってきている」と述べ、詰めの調整を行っているという認識を示しました。

鳩山総理大臣は、普天間基地の移設問題について、政府の方針をアメリカ側に伝えたいとしており、来週18日にデンマークで開かれる国連の会議、COP15の首脳級会合の際に、アメリカのオバマ大統領と会談したいとしたうえで、それまでに決めたいとしています。そして、鳩山総理大臣は8日も、政府の方針の取りまとめに向け、総理大臣官邸で、岡田外務大臣、北澤防衛大臣、前原国土交通大臣、それに平野官房長官と、およそ1時間にわたって協議しました。これについて、鳩山総理大臣は8日夜、総理大臣官邸で記者団に対し、「政府の方針を決める方向で、今、努力しており、かなり煮詰まってきている。ただ、まだ議論が必要なところがある」と述べ、詰めの調整を行っているという認識を示しました。また、鳩山総理大臣は、日米同盟のさらなる深化を目指すための新たな日米協議について、アメリカ側が延期の意向を日本側に伝えたと、一部報道で報じられたことについて、「そういう話があったわけではない」と否定しました。また、平野官房長官は、8日午後の記者会見で、普天間基地の移設問題をめぐる政府の方針について、「この問題をなし崩し的にずっと置いておくわけにはいかないので、何らかの方針を立てて、今後どうしていくかを決めていかなければならない。当然、アメリカと合意できるような中身になると思う」と述べました。そのうえで、平野官房長官は、日米同盟のさらなる深化を目指すための新たな日米協議について、「基地問題をはっきりさせたうえで、どうしていくのかということになるのではないか」と述べました。

“普天間協議 方向性は一致”

岡田外務大臣は記者会見で、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐる関係閣僚の協議について、議論の方向性はおおむね一致しているとしたうえで、政府としての方針を取りまとめるためには、引き続き議論が必要だという認識を示しました。

この中で岡田外務大臣は、普天間基地の移設問題をめぐる鳩山総理大臣と関係閣僚による協議について、「きのう、きょうと議論の方向性は大体一致している。ただ、最終的には相手がある話なので、社民党国民新党も納得し、アメリカも納得するような答えを見いださなければならず、なお努力が求められている」と述べ、政府としての方針を取りまとめるためには引き続き議論が必要だという認識を示しました。そのうえで岡田大臣は、この問題をめぐる日米の作業部会の次回の開催予定について、「今後どうなるかは様子を見ないとわからない。日本政府がどういう考え方でやっていくのか、その方向性が出たうえで議論すべきだ」と述べました。

民主党日米安保をどのように今後、扱うのか、これを民主党がはっきり国民に提示するばよいし、日米安保にたいする国民の議論が要るのでしょう。
連立の相手である社民の姿勢を、あたかもこの問題の解決を妨げる要因であるかのように語る民主党の姿勢、たとえばあのくだらない山岡賢次がそう語りましたが、そういっている限り、民主党にこの問題を解決する力はないと私は判断します。
民主党の姿勢をまず明確にせよ。