事業仕分けというショーのあと

【本社・FNN合同世論調査事業仕分け評価9割 内閣支持率もアップ
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091123/plc0911231430004-n1.htm


産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が21、22両日に実施した合同世論調査で、鳩山内閣の支持率は62.5%と前回調査(10月17、18両日)より1.6ポイント上がり、引き続き6割を超える高水準だった。平成22年度予算の概算要求の無駄を削る行政刷新会議事業仕分けを評価する回答が9割近くに上るなど、鳩山内閣の取り組みが評価された形だ。ただ、不支持率も前回より2.2ポイント上昇し22.9%となった。

あれだけテレビを駆使したのだから、さもありなん。有権者は、枝野や蓮舫の、官僚を詰問する姿に自分を重ねあわせたのではないか。公開という手法も新味に映ったはず。つまり、ショー化したという点で成功している。
第2ラウンドがはじまるということだが、すべて終わってみて、これまでの自民党政権の予算編成とどのようにかわったのか、そこで評価が決まる。
少なくとも、ここまでの切り分けの視点は、自民党のそれと分けるものはない。