世相を拾う(12月1日)


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年の瀬に思うこと− 期間工の決起と「大連立」

年の瀬が迫る。
毎年のことだが、新しい年を迎えるにあたって、旧い年がいかようであったにしてもそれを一旦、横において、むしろ新たな展開に期待を託そうと、多くは思うのだろうが。
しかし、この年の瀬はそう安閑にやり過ごしていてはおられない。
世界を覆う金融危機とそれにともなう実体経済への影響が深刻な影を落としているからだ。
日本もむろん例外ではない。米国発の危機の影響は相対的に軽いとみられていたのだが、すでにこんな形で日本社会は波をかぶっていて、企業はこれに敏感に反応している。そうして、しわ寄せは労働者に、端的にいえば状況はこういう姿だといえる。